先日、朝日放送のココイロという番組で紹介してくださったおかげで
問い合わせや遠方からお布団を持ってこられたりと
もめんのふとんに関心を寄せて下さいました。
後継者不足や廃業で昔ながらのもめん綿の製品を
扱っているふとんやさんがなくなっているのでしょうね。
昨日、納品させて頂いた堺のお客様から喜びのお電話をいただきました。
年末に帰ってくる子供らのために仕立て直しをしたふとん。
あまりにもふかふかなので、私らがまず、寝てみたら
ふかふかのほこほこで朝、気持ちよく目覚めたけれど
あまりにも気持ち良くてしばらく布団の中で暖かさの余韻を感じていました・・と
昔、母が作ってくれたふとんを想いだしました・・・とうれしく語って下さいました。
もめん綿のふとんは重いと敬遠されがちですが、
メンテナンスを怠らなければ寝心地よいふとんなんですけれどねぇ~
湿気を含むと重くなる・・・
ぺったんこになると日干ししても
繊維の中に空気がはいらなくなる。だから、寒い。
日干ししてもふっくらしなくなれば、打ち直し仕立て変えの時期なんですよ。
成型機で並べられたふとんより、1枚1枚 ていねいに綿をかさねながらつくるふとん。
こうして喜んでくださるお声を励みとして、寝心地の良いふとん作らせて頂きます。
生駒山超えたところのお客様もわざわざ有難うございますと
こちらが、注文を頂いて有難うございます・・・なのに
お心づかいをいただき感謝しています。
量販店の固綿の羊毛混の敷ふとんが
あたりまえの敷ふとんになりつつありますが、
もめん綿の敷きふとんの良さを 伝え続けます。